受精

   卵をとりまくゼリー層(透明体)

     _

   精子頭部結合  _ 表層反応  表層顆粒放出  

     _

   先体反応誘導

     _

   先体小胞  内容物放出  透明体を分解する酵素

精子進入時期

  1. 成熟完了卵(ウニ)
  2. 減数分裂第二分裂中期(大部分の脊椎動物)
  3. 減数分裂第一分裂中期(イガイ、ツバサゴカイ)

    いづれにしても、合核前に卵は成熟完了

  [小テスト対策]  被子植物の受精の特徴をまとめておくこと

精子先体反応

  先体突起

  卵の膜 貫入

  膜の融合

     精核 雄性前核

               合核  →  有糸分裂 → 卵割

     卵核 雌性前核 

 

精子受精能 プリント図16-5

他の精子を排除する機構

多精拒否機構

速い機構

   融合すると23秒後

   卵細胞膜の電位変化 上昇

   受精直後、電位逆転

     細胞膜のナトリウムポンプ

      通常はナトリウムイオン 細胞外へ排除

      受精時は一時的にポンプ停止  → ナトリウムイオン 流入

      他の精子は卵細胞膜と融合できない

 

   逆転は細胞にもよくないので、電位はもどる → 遅い機構へ

遅い機構

  恒久的な物理的機構

  卵細胞膜 直下 表層粒、顆粒

    ウニでは一個の卵あたり 1万5千個

  小胞体から  カルシウムイオン放出

       → 表層粒 放出    内容物が作用

  卵膜 硬化  受精膜

          精子は完全に拒否   表層反応

受精した卵     接合子

  受精完了

    一倍体前核  融合

     染色体   融合    二倍体核

 

プリント図17-1

   ヒト、哺乳類  未受精卵 中心小体なし

   前核 移動

   核膜 からみあう

   中心小体 複製   [小テスト対策] この中心小体の由来は?

   核膜分散  染色体倍加

   紡錘体形成  → 分離

 [試験対策]

       受精のしくみを簡潔に述べれるようにしておくこと。

       また、受精の重要性(特に発生において)を説明できるようにしておくこと。


発生

  受精卵を出発点とし、成体に達する過

卵割

  受精卵の体細胞分裂

割球

  卵割により生じる細胞

初期は各割球は同時に分裂

割球数は2で表される

 

卵割の各期

割球の数

2細胞期

16細胞期

特徴

  細胞周期のG1期、G2期を欠く

  短期間に多数の割球生じる

  卵全体の質量一定

     → 割球はだんだん小さくなる

卵黄の種類で分類

全割  割球が完全に分離

 

  小黄、等黄卵

    (卵黄が均等に分布)

  中黄卵

部分割

  端黄卵  盤割

  心黄卵 表割  表面でのみ卵割

プリント図17-2  卵割様式

  [小テスト対策] このような卵割の違いはどうしておこるのか?

 

卵割の進行

  割球の間に1つの腔所(割腔)生じる