動物極

  卵細胞において極体を生じる極

  この極付近から動物的器官が形成されることからこの名称

植物極

  動物極に対立する極

  端黄卵において卵黄濃度 大

神経胚 プリント図18-6

外胚葉

肥厚部分(神経板)  

   巻き上げられて背方で融合

     管形成 神経管

           → 神経胚

中胚葉 → 細胞塊  体節 → 皮膚の真皮・筋肉・背骨

外胚葉

神経管 → 前脳

       一部突出  眼胞

                外胚葉に接触

                 ↓

                水晶体

                 光を取り入れるレンズの役目

                 クリスタリン 

形成体(オーガナイザー)

原口背唇のように

周囲の部分を特定の器官に分化させる働きをもつもの

  この働き=誘導

最初の形成体

    一次形成体

    原口背唇

    ↓

    分化した器官のうち

    誘導能力をもつもの

      二次形成体

  連鎖的に起こる

シュペーマン(独 1869-1941

(将来脊索形成する)原口背唇

       ↓

    他の胚の腹側に移植

       ↓

      腹側に二次胚

        脊索、神経管、体節、腎臓などすべてできる

→ 本来 腹側の皮膚になるべき外胚葉に作用して

  神経や中胚葉の器官に分化させた

シュペーマンの移植実験

予定域の移植

_原腸胚初期

  移植片:移植場所の予定運命に従って分化

_原腸胚後期

  移植片:自身の予定運命に従って分化

_初期の原口背唇 移植

    予定運命に従い脊索に分化

    神経胚 二次胚

胚の発生運命

  予定域

  (将来どのような組織・器官に分化するか)

プリント図18-3 イモリ初期胚

_おそく決定

  初期に割球分離

   →完全な胚

   調節卵  哺乳類、イモリ、カエル、ウニ、ナメクジウオ

_早く決定

  初期に割球分離

   → 一部器官を欠いた不完全な胚

     モザイク卵   クシクラゲ、ホヤ、カイチュウ

眼胞

眼杯形成  → 分化 色素上皮

網膜

視神経

  伸長

    大脳視覚中枢

眼胞なし

   水晶体形成されない

     眼胞からシグナル

      BMP-4 BMP-7

水晶体 

  クリスタリン 大量産生

  遺伝子発現

   転写調節因子 L-Maf

ヒトの発生

早期胞胚までは大きさ同じ

卵管を通過する間に卵割は生じる(〜桑実胚)

胞胚形成  子宮内

着床(第一週末)

   第2週の終わりまでに完了

胞胚

  子宮内へ進入 内膜に埋め込まれる