巨大分子に結合する分子の総称  リガンド

   細胞応答を伴う

  アセチルコリン

    →骨格筋 興奮  Na+流入  ニコチン性

    →心筋  過分極 K+流入  ムスカリン性

   2種類のアセチルコリン受容体

  アセチルコリン結合

    GDP → GTPに置換

       ↓

     GTP結合

     K+チャンネル開く

      K+流入 過分極

サソリ毒

  charybdotoxin

チャンネル入り口に結合  物理的にふさぐ

伝達物質のコントロール

   小胞内の伝達物質とATP放出

     ATP → アデノシン

        結合 伝達物質十分あるという合図 → 放出量下げる

        

     カフェインがアデノシン受容体に結合

     受容体に結合するアデノシン少なくなる

     生産抑えるシグナル 弱い

     興奮伝達

受容体に結合する類似物

  アゴニスト

    伝達物質と似た作用

     例  毒キノコ の抽出物  ムスカリン

               アセチルコリン類似作用

                    発汗・瞳孔縮小

  アゴニスト

    伝達物質の作用 ブロック

     例  南米 インディアン  クラーレ 麻痺作用

        骨格筋の受容体に結合

         アセチルコリンの作用阻止

       

シナプスを再び静止状態に戻す

  1. シナプス間隙から伝達物質の拡散
  2. 前シナプス細胞により回収される
  3. 酵素による伝達物質の分解

2→ 風邪薬フェニルプロパノールアミン

   PPA

再吸収ポンプ MAOに結合

      働き抑える

      興奮続く

  

3→  アセチルコリン  分解

  アセチルコリンエステラーゼ

       → 酢酸とコリン

      神経ガス 神経毒  アセチルコリンエステラーゼの活性部位

                セリン残基と反応 → 失活

              呼吸に必要な筋肉の弛緩起こらない → 死

  モノアミン酸化酵素(MAO

モノアミンを酸化分解

  うつ病 モノアミン不足

       イプロニアジド(結核治療薬)

        MAOに結合

         モノアミン分解できない

         モノアミン量↑

        うつ病改善

    MAO阻害剤

        アミノ基をもつもの  アミン類

       ノルアドレナリン

       セロトニン

       ドーパミン     アミノ基を一個だけ含む

                    モノアミン

うつ病治療薬  セロトニン増加させる

  イミプラン

    再吸収ポンプに結合

     セロトニン吸収妨げる

     セロトニン量↑

 

抑制性シナプス

   γ-アミノ酪酸(GABA

Cl- 流入

     過分極

アドレナリン、ノルアドレナリン

   ホルモンと神経伝達物質の両方の機能

ノルアドレナリン

   平滑筋支配する交感神経系

   心臓、内臓の活動高める

     闘争か逃走か

アドレナリン

   副腎髄質で合成

   血流中に放出

     副腎髄質・・・発生学上ニューロンと同じ起源

セロトニン受容体

  セロトニン結合

    ↓

  アデニル酸シクラーゼ活性化

    ↓

   感覚ニューロン内 cAMP濃度上昇

    ↓

   cAMP依存性プロテインキナーゼ

    ↓

   チャンネルタンパク質リン酸化

     ↓

    K+チャンネル閉じる

     ↓

    脱分極長引く

     ↓

    運動ニューロン刺激

    [試験対策]

        神経伝達のメカニズムについて簡潔に述べられるようにしておく。

        身近な例を、関連づけて説明できるようにしておく。