2000.12.22
感覚受容器
刺激 入力 光受容器
受容細胞 入力を電気シグナルに変換
刺激:活動電位
Na+チャンネル Na+流入 膜 脱分極
Gタンパクを活性化 → イオンチャンネル開閉
cGMPの濃度によりNa+チャンネル開閉
例 ヒト 網膜
二種類の光受容細胞
桿体細胞 弱い光で刺激
錐体細胞 色覚
3種の錐体細胞
異なったロドプシン色素
異なった波長の光吸収 青・緑・赤
光の量 → 電気シグナル → 脳 統合→ 色として認識
桿体細胞
暗所 神経伝達物質 放出
膜電位 -30mV
光受容タンパク質
ロドプシン
オプシン(タンパク質)と レチナール(光吸収色素)
400 〜 600nm
cisレチナール
↓
trans レチナール 異性化
→ 活性化オプシン
シグナル変換Gタンパク質の
GTP を GDP へ光により
cGMPホスホジエステラーゼ活性化cGMP → 5'-GMP
Na+チャンネル 閉じる
→ 過分極
日中・陽射しの中から薄暗い部屋へ
→ 見えない
明所では働き抑えられる
暗所 桿体細胞 徐々に働き出す
ホメオスタシス 恒常性
生物体が外的・内的変化に置かれたとき、形態的・生理的状態を安定に保ち
個体としての生存を維持する性質
ホルモン
動物体内の限定された部分(一般には内分泌腺)で生産
導管を経ずに直接体液中に分泌されて体内の他の場所に運ばれ、
特定の組織の活動に一定の変化を与える化学物質の総称
ホルモン作用
代謝反応の活性化
生殖細胞の生成
成長分化のコントロール
ホルモン分類
@タンパク質・ポリペプチド系
インシュリン、グルカゴン など
Aアミノ酸誘導体
アドレナリン、甲状腺ホルモンなど
Bステロイド系
生殖腺ホルモン、副腎皮質ホルモンなど
ホルモンの性質
水溶性ホルモン
親水性ホルモン
脂質二重膜を通れない
膜表面受容体に結合
セカンドメッセンジャーを介して細胞内反応に影響
脂溶性ホルモン
ステロイドホルモン
膜を通過しやすい
受容体と結合
DNAの特定領域に結合
遺伝子活性化、不活性化
血糖値のホルモンによる調節
血液中のグルコース濃度
一定に調節
増加:食物の摂取
グルコースの分解
減少:グルコースの利用
グリコーゲン合成
グルコース 重合(グリコシド結合)→ グリコーゲン 貯蔵形態(肝細胞・筋肉細胞)
膵臓 ランゲルハンス島
ホルモン分泌
β細胞 インシュリン
α細胞 グルカゴン
インシュリンの標的細胞
肝臓・筋肉・脂肪組織
グルコースの取り込み促進
肝臓 グリコーゲン合成
血糖値下げる